短期・中期に続き、今回は[長期運用を目的としたアービトラージ]です。
スワップポイントが重要となる手法で、初心者にもっともオススメできます。
他の2つは、高度なテクニックが必要ですからね~。
【関連記事】
それでは見ていきましょう。
まずはおさらい。
アービトラージとは[両建て]を基本とし、日本語では[裁量取引]とも言います。
また両建てとは[買い・売りの新規注文を同時におこなう]手法のことです。
そして今回の長期運用を目的としたアービトラージは[スワップアービトラージ]と呼ばれています。
これは2つのFX会社で異なるスワップポイントを活かした手法です。
詳しく見ていきます。
あらかじめ断っておきますがここで紹介する手法は、資金に余裕がある人に適しています。
具体的には[1年以上、使用する予定のないお金が100万円ある方]です。
そして[100万円を確実に増やしていく方法]として、スワップアービトラージが大変有効となります。
以上を踏まえた上で話を進めていきます。
次に注目すべき点は[スワップポイント]です。
と言うのも各FX会社は同じ通貨ペアであっても、スワップポイントは千差万別だからです。
例えば後ほど紹介する、外為オンライン(くりっく365)とDMM.com証券を比較してみます。
ドル円・1万通貨あたりの[買い・売り]それぞれのスワップポイントです。
このように同じ条件であっても、利用する会社次第で運用実績が変わってきます。
そして、[外為オンライン(くりっく365):買い注文・DMM.com証券:売り注文]とすることで、差額10円のスワップ利益を得ることができるのです。
さらに深堀りをしていくと、為替損益が全く発生しないことがわかります。
なぜなら買い・売り両方のポジションをとっているためです。
つまりどちらかが値上りをすれば、もう片方が値下がりをして±0になるのです。
売買損益が発生せずに、スワップ益を毎日10円受取ることができる。
これが[余裕資産100万円を確実に増やすための手法]の根拠です。
しかしそもそもなぜ、100万円も必要なのでしょうか?
それはスワップアービトラージに適した[通貨ペア・レバレッジ数]をもとに逆算した結果です。
順に見ていきましょう。
次に[通貨ペア]ですが、実質的には全ての通貨ペアで[両建て]をおこなうことが可能です。
特に、南アフリカランド円やトルコリラ円といった[高スワップの通貨ペア]であれば、より多くのスワップ差益をゲットすることができます。
しかしここでは[ドル円]を推奨します。
その理由は変動幅が安定しているため、強制ロスカットになる危険が小さいからです。
また日本人に馴染みがあり、情報量が多いと言う点でもおすすめです。
ここまででスワップアービトラージは[余裕資金100万円を、ドル円の両建でおこなう]手法であることが分かりました。
そしてリスク管理でもっとも大事な[レバレッジ数の設定]も忘れてはいけません。
結論から言うと[レバレッジは3倍以内]でおこないましょう。
また通貨数量は[1万通貨以上]です。
まず、1万通貨以上で運用する理由から先に説明します。
外為オンライン(くりっく365)とDMM.com証券を比較した図を、もう一度思い出してください。
ドル円・1万通貨あたりで、それぞれ70円・80円のスワップポイントでしたね。
そして実際に得るスワップ益は両建ての差額10円です。
しかしこれは1万通貨あたりのスワップ益ですので、1,000通貨でおこなえば1/10の1円になってしまいます。
また実際には、くりっく365が[1万通貨単位でしか取引ができない][小数点以下のスワップポイントが切捨てになる]といった事情があります。
ですので、1,000通貨単位の取引ではスワップアービトラージが有効に働かないのです。
また[レバレッジ3倍以下]でおこなう理由は、過去のドル円の為替変動をもとに算出されたものです。
FX歴6年の私自身も、その根拠には信憑性があると考えています。
これが万が一、新興国通貨であればレバレッジ1倍であっても不安です。
なぜなら1倍を越える証拠金を預けておかなければ、いつ[強制ロスカット]になってもおかしくないからです。
というわけで[ドル円・1万通貨・レバレッジ3倍]でおこなってくださいね!
これらを踏まえて逆算をしてみると、70~80万円の元手資金が必要になります。
冒頭で100万円と言いましたが、資金が多くあるに越したことはありません。
ぜひ参考にしてくださいね。
それでは[ドル円・1万通貨・レバレッジ3倍]でおこなった場合の利益率はどのくらいになるのでしょうか。
スワップ益は1日10円ですので、1年365日で3,650円になります。
これを元手資金100万円で運用すると、0.365%の利益率となります。
しかし厳密な元手資金であればいくらになるのでしょうか?
2018年11月現在のドル円為替レートは約114円です。
計算をしてみると、380,000円=(114円×10,000通貨)÷レバレッジ3倍になります。
しかしこの38万円は、[買い・売り片方の元手資金]である点に注意が必要です。
アービトラージは[両建て]でおこないますので[76万円=38万円×2セット]が厳密な元手資金額となります。
そして改めてスワップ益を計算してみると、[0.480%]となります。
ただしここでは、スプレッドによる売買コストは無視しています。
実際には3,650円より少ない受取額になるのです。
ですので、やはり元手資金100万円で計算した[0.365%]を想定しておくのが良いでしょう。
それでは最後にFX会社のご紹介です。
スワップアービトラージは、
の組み合わせが、最も大きなスワップ益を得ることができます。
また各社スプレッドは、[外為オンライン(くりっく365):3銭・DMM.com証券:0.3銭]です。
そして1万通貨あたりでは、それぞれ300円・30円となりますので[合わせて330円の取引コスト]となります。
さらに捕捉をとして外為オンライン(くりっく365)では、[くりっく365のスプレッドが3銭]です。
外為オンラインそのものの手数料は、通常取引の場合[0円]となっています。
[ドル円・1万通貨・レバレッジ3倍]で、年率0.365%のスワップ益を得ることができます。
また[使用するFX会社が2つである]ことも特徴の一つです。
口座開設をした後は、各社50万円ずつの初回入金をすることになりますね。
ぜひ有効活用していきましょう。
余裕資金を確実に増やす際に、もっとも適した運用手法です。
【外為オンライン(くりっく365)に口座開設する】
【DMM.com証券に口座開設する】
スワップポイントが重要となる手法で、初心者にもっともオススメできます。
他の2つは、高度なテクニックが必要ですからね~。
【関連記事】
それでは見ていきましょう。
アービトラージとは
まずはおさらい。
アービトラージとは[両建て]を基本とし、日本語では[裁量取引]とも言います。
また両建てとは[買い・売りの新規注文を同時におこなう]手法のことです。
そして今回の長期運用を目的としたアービトラージは[スワップアービトラージ]と呼ばれています。
これは2つのFX会社で異なるスワップポイントを活かした手法です。
詳しく見ていきます。
スワップアービトラージに必要な元手資金
あらかじめ断っておきますがここで紹介する手法は、資金に余裕がある人に適しています。
具体的には[1年以上、使用する予定のないお金が100万円ある方]です。
そして[100万円を確実に増やしていく方法]として、スワップアービトラージが大変有効となります。
以上を踏まえた上で話を進めていきます。
スワップアービトラージの具体的手法
次に注目すべき点は[スワップポイント]です。
と言うのも各FX会社は同じ通貨ペアであっても、スワップポイントは千差万別だからです。
例えば後ほど紹介する、外為オンライン(くりっく365)とDMM.com証券を比較してみます。
ドル円・1万通貨あたりの[買い・売り]それぞれのスワップポイントです。
買い | 売り | |
外為オンライン(くりっく365) | 80 | -80 |
DMM.com証券 | 70 | -70 |
このように同じ条件であっても、利用する会社次第で運用実績が変わってきます。
そして、[外為オンライン(くりっく365):買い注文・DMM.com証券:売り注文]とすることで、差額10円のスワップ利益を得ることができるのです。
- 外為オンライン(くりっく365) 公式サイト Check!
- DMM.com証券 公式サイト Check!
さらに深堀りをしていくと、為替損益が全く発生しないことがわかります。
なぜなら買い・売り両方のポジションをとっているためです。
つまりどちらかが値上りをすれば、もう片方が値下がりをして±0になるのです。
売買損益が発生せずに、スワップ益を毎日10円受取ることができる。
これが[余裕資産100万円を確実に増やすための手法]の根拠です。
しかしそもそもなぜ、100万円も必要なのでしょうか?
それはスワップアービトラージに適した[通貨ペア・レバレッジ数]をもとに逆算した結果です。
順に見ていきましょう。
スワップアービトラージはドル円でやるべし
次に[通貨ペア]ですが、実質的には全ての通貨ペアで[両建て]をおこなうことが可能です。
特に、南アフリカランド円やトルコリラ円といった[高スワップの通貨ペア]であれば、より多くのスワップ差益をゲットすることができます。
しかしここでは[ドル円]を推奨します。
その理由は変動幅が安定しているため、強制ロスカットになる危険が小さいからです。
また日本人に馴染みがあり、情報量が多いと言う点でもおすすめです。
スワップアービトラージに適したレバレッジ数
ここまででスワップアービトラージは[余裕資金100万円を、ドル円の両建でおこなう]手法であることが分かりました。
そしてリスク管理でもっとも大事な[レバレッジ数の設定]も忘れてはいけません。
結論から言うと[レバレッジは3倍以内]でおこないましょう。
また通貨数量は[1万通貨以上]です。
まず、1万通貨以上で運用する理由から先に説明します。
外為オンライン(くりっく365)とDMM.com証券を比較した図を、もう一度思い出してください。
ドル円・1万通貨あたりで、それぞれ70円・80円のスワップポイントでしたね。
そして実際に得るスワップ益は両建ての差額10円です。
しかしこれは1万通貨あたりのスワップ益ですので、1,000通貨でおこなえば1/10の1円になってしまいます。
また実際には、くりっく365が[1万通貨単位でしか取引ができない][小数点以下のスワップポイントが切捨てになる]といった事情があります。
ですので、1,000通貨単位の取引ではスワップアービトラージが有効に働かないのです。
また[レバレッジ3倍以下]でおこなう理由は、過去のドル円の為替変動をもとに算出されたものです。
FX歴6年の私自身も、その根拠には信憑性があると考えています。
これが万が一、新興国通貨であればレバレッジ1倍であっても不安です。
なぜなら1倍を越える証拠金を預けておかなければ、いつ[強制ロスカット]になってもおかしくないからです。
というわけで[ドル円・1万通貨・レバレッジ3倍]でおこなってくださいね!
これらを踏まえて逆算をしてみると、70~80万円の元手資金が必要になります。
冒頭で100万円と言いましたが、資金が多くあるに越したことはありません。
ぜひ参考にしてくださいね。
スワップアービトラージの利益率
それでは[ドル円・1万通貨・レバレッジ3倍]でおこなった場合の利益率はどのくらいになるのでしょうか。
スワップ益は1日10円ですので、1年365日で3,650円になります。
これを元手資金100万円で運用すると、0.365%の利益率となります。
しかし厳密な元手資金であればいくらになるのでしょうか?
2018年11月現在のドル円為替レートは約114円です。
計算をしてみると、380,000円=(114円×10,000通貨)÷レバレッジ3倍になります。
しかしこの38万円は、[買い・売り片方の元手資金]である点に注意が必要です。
アービトラージは[両建て]でおこないますので[76万円=38万円×2セット]が厳密な元手資金額となります。
そして改めてスワップ益を計算してみると、[0.480%]となります。
ただしここでは、スプレッドによる売買コストは無視しています。
実際には3,650円より少ない受取額になるのです。
ですので、やはり元手資金100万円で計算した[0.365%]を想定しておくのが良いでしょう。
スワップアービトラージをするのに最強の組み合わせ2社
それでは最後にFX会社のご紹介です。
スワップアービトラージは、
- 外為オンライン(くりっく365):買い
- DMM.com証券:売り
の組み合わせが、最も大きなスワップ益を得ることができます。
また各社スプレッドは、[外為オンライン(くりっく365):3銭・DMM.com証券:0.3銭]です。
そして1万通貨あたりでは、それぞれ300円・30円となりますので[合わせて330円の取引コスト]となります。
さらに捕捉をとして外為オンライン(くりっく365)では、[くりっく365のスプレッドが3銭]です。
外為オンラインそのものの手数料は、通常取引の場合[0円]となっています。
- 外為オンライン(くりっく365) 公式サイト Check!
- DMM.com証券 公式サイト Check!
スワップアービトラージのまとめ
[ドル円・1万通貨・レバレッジ3倍]で、年率0.365%のスワップ益を得ることができます。
また[使用するFX会社が2つである]ことも特徴の一つです。
口座開設をした後は、各社50万円ずつの初回入金をすることになりますね。
ぜひ有効活用していきましょう。
余裕資金を確実に増やす際に、もっとも適した運用手法です。
【外為オンライン(くりっく365)に口座開設する】
【DMM.com証券に口座開設する】