はじめに


国内には店頭FX と取引所FX の2 種類があり、

  • 店頭FX:相対取引

  • 取引所FX:くりっく365 、公設取引所


などとも呼ばれています。

 

ここではくりっく365の魅⼒を3 つ取り上げ、開設におすすめな会社を紹介していきます。

最後には市場(マーケット)に関する⾖知識がありますよ。

 

スワップポイントが⾼くて公平


⾼⾦利通貨の過去実績 を元に、1 ⽇あたりのスワップポイント(利率)を計算すると、

  1. 南アランド円:約152 円(約6.65%)

  2. トルコリラ円:約91 円(約10.12%)

  3.  NZ ドル円:約53 円(約2.39%)

  4. 豪ドル円:約47 円(約2.04%)


となり、店頭FX と⽐較しても⾼い⽔準にあります(①は10 万通貨、②③④は1 万通貨で計算)

 

また公平性にも優れており、

  • 買いでもらう⾦額

  • 売りではらう⾦額


は同じとなっています。

 

ちなみに店頭FX では、買いでもらう⾦額が売りで払う⾦額よりも少額になります。

理由はスワップポイントの受け取り・⽀払いに対して仲介⼿数料が発⽣するからです。

 

つまり、

  • スワップの受け取り分から⼿数料が差し引かれる


もしくは、

  • スワップの⽀払い分に対して⼿数料が加算される


ためです。

 

[関連記事]スワップポイントは長期保有と複利運用で大きくなる会社を選ぼう

 

マーケットメイカーが世界トップクラス


提⽰される価格は、

など、世界トップクラスのマーケットメイカーの情報が元になっています。

 

具体的には上記が提⽰する、

  • 最も安い売値

  • 最も⾼い買値


を合成してくりっく365価格として提⽰しています。

 

ところでマーケットメイカーとはどういう意味なのかと⾔うと、投資家の注⽂を受け付ける⾦融機関のことです。

 

  • 売り気配

  • 買い気配


の価格を常に提⽰しており、特に上記のマーケットメイカーは法⼈レベルでの注⽂も抱えているため、専⾨家による監視が⾏き届いています。

 

つまりくりっく365価格は信頼性の⾼い裏づけがあるため、

  • 在籍するディーラーによる価格操作

  • 個⼈投資家が不利となるような価格表⽰


は皆無であり、⻑期で運⽤しても安⼼なのです。

 

信託保全も問題なし


⻑期運⽤を考える際に忘れてはならないのが信託保全ですが、取り上げる必要もないほど安⼼です。

 

投資家から預かったお⾦は店頭FX を経由して(後述参照)、公的機関である東京⾦融取引所に全額が預託されます。

 

つまり店頭FX が破綻しても、あなたの資産は公的機関によって守られるため、原則として全額が返⾦されます。

 

また、くりっく365 の信託保全について取り上げる必要もない理由としては、誕⽣した背景を知れば納得できます。

 

2005 年の開始当時、悪質な店頭FX が蔓延していたことから、その解決策として東京⾦融取引所(愛称:くりっく365 )が誕⽣しています。

 

過去の被害状況については国⺠⽣活センターで確認できます。

参照:外国為替証拠⾦取引

 

おすすめの会社はココだ


ここまでで、くりっく365 の魅⼒を3 つお伝えしてきました。

実際に取引をしてみたいなぁと思っているあなたに、おすすめの会社をご紹介します。

 

【売買⼿数料無料・通貨ペア数24、取引単位1 万通貨でくりっく365 を提供する4 社】

  • 岡三オンライン証券

  • GMO クリック証券

  • FX ブロードネット

  • 為替ライフ


 

注意点としては、

  • 対象の店頭FX 会社で⼝座開設をする


必要があることです。

 

しかし、

  • 公的機関なのに、なぜ⺠間機関で申し込む必要があるのか?


と疑問に思いませんか。次の項⽬で解決します。

 

くりっく365 はあくまで取引所


なぜ店頭FX 会社を経由するのかと⾔うと個⼈投資家は、

  • 原則として店頭FX で取引をする

  • 市場(マーケット)ではなく証券会社と取引をする


という考えが、株式投資と同様にあるからです。

 

本来くりっく365とは東京⾦融取引所と⾔う取引所のことを指しており、⼝座開設は(東京⾦融取引所からお墨付きをもらった)店頭FX 会社でおこなう必要があるのです。

 

株式投資に例えると、

  • 東京証券取引所(東証)

  • ⼤阪証券取引所(⼤証)


がくりっく365 に相当します。

 

またFX とは本来、実体のある取引所がない中で売買がされています。

  • 東京市場

  • 欧州市場

  • ⽶国市場


などと、まるで各国に取引所があるかのようにニュースでは報道されますが、あくまで売買が活発に⾏われている時間帯の市場(国)を指しているに過ぎないのです。

 

先述もしましたが、安全・公平を守るために東京⾦融取引所(愛称:くりっく365)という公設取引所が誕⽣したのです。

 

まとめ


ここでは触れませんでしたが、くりっく365 はスプレッドが割⾼という課題があります。

 

しかし⻑期で運⽤するコストだと考えれば、取引所という実体があるぶん安⼼してFX をすることができます(所在地:〒100-0005 東京都千代⽥区丸の内1 丁⽬8 番2 号 鉃鋼ビルディング 8 階)

 

開始当初は7 通貨ペアしかありませんでしたが2017 年6 ⽉現在、24 にまで増えています。

 

今後はメキシコペソの導⼊も検討されていますので、益々くりっく365 への期待が⾼まります。

 

(メキシコペソは、かつてトランプ⼤統領が国境の壁を作ると⾔って話題となり、再び浮上する可能性があります)

 

●おすすめのくりっく365に口座開設する(FXブロードネット)◆


 

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