はじめに
毎日配信されているイケハヤさんのVoicy。
そこで取り上げられたICOについて、今回は考えていきます。
●改めて[IOC]について説明できますか?◆
ブログ記事にしよう。https://t.co/UlLYykxBoq
— NAOMI〜FX経営サロン〜 (@NAOMI_fxsalon) 2018年3月8日
また本サイトでも過去に取り上げていますので、ぜひご覧ください。
[関連記事]ICOとは?話題のCOMSAも紹介【仮想通貨】
改めて答えようとするとなかなか難しいですよね?
概要
正式名称はInitial Coin Offering (イニシャル・コイン・オファリング)で、日本語で新規仮想通貨公開と訳します。
個々に分解すると、
- Initial(イニシャル):最初の
- Coin(コイン):通貨
- Offering(オファリング):募集
となります。
つまり資金調達をしたい企業が独自の仮想通貨(トークン)を発行し、そのトークンを出資者に購入してもらうことが目的です。
そして購入した対価として、
- 調達者:資金(BTCやETHなど)
- 出資者:トークン
を得ることになります。
参考 COINHACK2
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上記のことから、ICOは別名クルドセール・プリセール・トークンセールなどと言います。
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IPOとの違い
このようにICOとは起業する際、第3者から資金を集めることを目的としているためIPO(Initial Public Offering/新規株式公開)に近い金融商品です。
両者の違いとしては歴史的背景・言葉の意味からも解かるとおり、
- 出資者:法定通貨ではなく仮想通貨
- 調達者:株券ではなくトークン
でおこなう点にあります。
また他にも以下の違いがあります。
参考 ビジネス+IT
つまりICOとはIPOと違い、東京証券取引所のような審査・監視機関を介しません。
そのため企業と投資家が直接売買をすることで取引が成立するのです。
これは企業にとって、
- 安く
- 早く
- 高確率
で資金を調達できるというメリットを意味しています。
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調達スピードは、IPOは年単位でかかるのに対しICOは半年で達成することができます。
またICOの購入はBTCやETHでおこなうのが一般的ですので、事前に仮想通貨の保有を済ませておきましょう。
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ホワイトペーパーとは
ここまでの事をまとめるとICOは資金調達のハードルが既存の金融商品よりも低いため、企業側のメリットが大きい傾向にあります。
一方、投資家のメリットには、
- 売買手数料がゼロ
- 小額投資が可能
- 大化けする可能性が高い
ことが挙げられます。
そしてあなたが資産運用を目的にICOと関わる際は、投資家目線をもつことが大切です。
ホワイトペーパーを確認することはもちろんですが、そもそもホワイトペーパーのない企業は投資対象として論外にしましょう。
ホワイトペーパーとは、株式投資でいう目論見書のことです。
読みこなすポイントは、
- 調達した資金をどのように利用していくのか
を把握することにあり、あなた自身、日頃から金融リテラシーを高める努力をしなければなりません。
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金融リテラシーを高める方法としておすすめなのが、イケダハヤトさんのまだ仮想通貨もっていないの?です。
またICO関連の書籍も多数出版されています:外部リンク
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購入できる取引所
一口にICOといっても日々、多数のトークンが発行されています:外部リンク
しかしその大半は外国産であり、国産でかつ信頼性が高いものとしては、
くらいしかありません(2018年3月現在)
①はZaif、②はQOINEX、③はZaif、BitTrade、bitflyerなど主要国内取引所で扱っています。
また海外に目を向けると、Binanceで見たこと・聞いたことがないICOが多数取り扱われています。
あくまで自己責任の範囲内であれば一攫千金も狙える夢の通貨ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
いわゆる草コインと言われる多くのものがICOに該当します。
主要仮想通貨よりもハイリスクではありますが、株式投資とくにIPO経験がある方にとっては有利な投資商品です。
未だに、
- 仮想通貨は仮想に過ぎない。
- ギャンブル以外に利用価値がない
と揶揄されますが法定通貨にはない強みを発揮し、さらなる需要が期待できます。