はじめに


2018年1月26日のコインチェック騒動前は200円だったXEM(ゼム)も、一気に60円にまで下落しました。



参考 チャートをもとに独自作成

 

その後も下落し続け、2018年3月20日(火)は約30円となっています。



参考 Zaif

 

もしXEMを発行するNEM(ネム)社が信頼のおける企業であれば、今はまさに買い時すね。

と言うことでNEMがどのような仮想通貨なのかについて、ここでは見ていきます。

 

概要


NEM(ネム)はNew Economy Movement (新しい経済活動) の略称で、金銭的な自由と平等をスローガンに発足しました。

 

そしてXEM(ゼム)とはNEMのプラットフォームで使用するさいの通貨であり、発行枚数は8,999,999,999XEMです。

当初は1,600人の投資家に均等配布され、その時点ですでに上限発行枚数に達しています。

 

つまり今後新たに発行されることはありませんので、NEMのプラットフォームが普及するとともにXEMの価値も上がっていくのです。

 

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以下では参考資料として[公式HP]を掲載しますが、日本語版には対応していません。

しかし[Chomeアプリ]を使用するとGoogle翻訳が自動で表示してくれますよ。

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開発元:Google, Inc.

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流通~ネムの特徴①~


改めてNEM(ネム)の詳細について解説すると、

  • PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)


というアルゴリズムで出来ており、これは富を分散することに重点をおいています。

 



参考 公式HP

 

つまり冒頭でNEMの設立目的が金銭的な自由と平等だとお伝えしましたが、それを実現させるためにPolが不可欠なのです。

具体的にはNEMを活用すればするほどXEM(ゼム)の分散に貢献し、得する仕組みになっています。

 

そしてこのようにXEMの拡散活動そのものをハーベスティング(収穫)といいます。

 

例えばビットコインではマイニング(採掘)を採用したPow(Proof of works)によって、

  • ビットコンキャッシュ(BCH)

  • ビットコインゴールド(BTG)


といったハードフォークを受け取ることができます。

 

しかしNEMではハードフォークという概念はなく、XEMの普及活動に応じて報酬受け取るしくみになっています。

 

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NEMのしくみは複雑ですので、完全攻略するには時間がかかります。

ここでは可能な限り分かりやすく解説しますよ。

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(補足)ハーベスティングで報酬を受取る方法


NEM(ネム)はPolというプラットフォームによって各投資家の運用状況を把握し、その貢献度に応じて 報酬を支払う活動をしています。

そして受け取り方法には複数の方法があります。

 

その一つがNanowalletという特別なウォレットに10,000XEM以上を預け、報酬受け取りの権利をもらう方法です:外部サイト

 

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2018年3月20日時点では、約300,000円(=30XEM/JPY×10,000XEM)です。

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そして実際の報酬受け取りは抽選で決まり、

  • XEM取引を活発におこなう

  • Nanowalletに多くのXEMを保有する


ほど、当選確率が高くなります。

 

このようにXEM普及者にメリットを与えることで、不特定多数におこなうハードフォークとは異なる富の分散・経済の自由が実現できます。

 

さらにXEMは発行枚数が既に上限に達していますので、取引が活発になるたびに通貨価値は高くなります。

つまりPolによって、他仮想通貨よりも価格上昇スピードが急速になることが期待できるのです。

 

速度~ネムの特徴②~


またNEM(ネム)は価格上昇スピードと合わせて処理速度も優れており、その理由はカタパルトという独自のアップデート機能にあります。

 

その処理能力は2018年現在では平均3,000件/秒、最高4,142件/秒となっています。

 



参考 公式HP

 

また他仮想通貨と比較すると以下のようになります。

【各仮想通貨の処理能力】




参照 資料をもとに独自に作成

 

これはクレジットカード会社VISAの平均4000~6000件/秒に匹敵する数字となっており、前回解説したXRP(リップル)の2倍以上です。

【関連記事】[リップル]速い・安いを実現、ほかと異なる特殊な仮想通貨。

 

また年内には2017年以降延期になっている、カタパルトの大幅変更がおこなわれる予定です。

実現するとXEM(ゼム)の価値はさらに高まりますので、coincheck騒動前の200円も射程内になりますね。

 

(補足)カタパルトについて


またカタパルトは処理速度だけではなく、イーサリアムに類似したスマートコントラクト機能も搭載しています。



参考 公式HP

 

【関連記事】イーサリアムの理解はこれでOK~スマートコントラクトの基本3つ&応用1つ~

 

さらにZaifやCOMSAを提供するテックビューロ社では、このカタパルトを利用してmijinというソフトウェを開発・運用しています

【関連記事】ZAIF(ザイフ)トークンについて、ざっくり解説してみました。

 

すでに400社以上に提供しており主要企業には、

  • 日本電気株式会社(NEC)

  • 株式会社 野村総合研究所

  • SBIポイント株式会社

  • 株式会社ミクシィ イノベーション・センター

  • 関西テレビ放送

  • freee株式会社

  • 株式会社 オウケイウェイブ  


などがあります。

 

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このようにテックビューロ社とNEMは密接な関係を構築しています。

そのためXEMの購入はZaifでおこなうのが鉄板です。

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●ZaifでXEMを購入する◆


 

安全性~ネムの特徴③~


ここまでNEM(ネム)の優れた機能、そしてXEM(ゼム)の利用価値について解説してきました。

しかし安全性に関しても優れていなければ、いくら値上がりが期待できたとしても躊躇しますよね?

 

結論から言うとNEMの安全性は比較的高く私自身、長期保有の計画を立てています。

その安全性を裏付けるのがEigen trust++という独自の評価システムです。

 

参考 公式HP

 

EigenTrust++とはノードを評価するシステムのことで、この数値が高いほど違法なアクセスが発生しない仕組みになっています。

 

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直近のノードはこちらで確認できます。

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(補足)安全性


また2016年12月に中国のCERTという調査機関が、ブロックチェーンソフトウェアのセキュリティ監査レポートを発行しています。

 

その中でXEM(ゼム)は0.28と高評価をとっています(※)

参考 8BTC

(※)

  • nem.coreという表記がNEMです。

  • 数値が低いほど安全性が高いと評価します。

  • 最下位のXRP(リップル)はこの結果に反論をしていますので、あくまで参考程度にご活用ください。


 

まとめ


NEM(ネム)というプラットフォームで利用可能なXEM(ゼム)

その仕組みは複雑ですが攻略し、ハーベスティングを活用すると報酬を受け取ることができます。

また処理速度・安全性にも優れていますので、数十円の価値しかない今が買い時ですね。

 

あと余談ですが、都内にはNEM好きがあつまるnem barというお店があります。

アルバイトも随時募集しているので、いち早く知りたいあなたはぜひ検討してみては?