はじめに
FXはハイリスク・ハイリターンであるためリスク管理が⼤切です。
上⼿くできない場合は⽇常⽣活に⽀障がでますので、各社が提供する注⽂機能を上⼿く活用していきましょう。
ここでは注⽂機能で不可⽋な、
- 基本編:基本機能4 つ
- 応用編:トレール注⽂
について紹介しています。
また応用編のトレール注⽂でおすすめの会社も触れていきます。
基本機能4つ~概要~
すべての注文機能は、以下の4機能がもとになっています。
- 逆指値
- IFD
- OCO
- IFO
この4つの違いが理解できれば、今後複雑なものが登場しても柔軟に対応できますので、今回はそのウォーミングアップとして学んでいきましょう。
しかし厳密に言うとIFD・OCO・IFOも、指値注⽂を応⽤したものです。
そしてこれら4つを網羅することで、
- 時間
- メンタル
に左右されないトレードが実現できます。
基本機能4つ~詳細~
まず逆指値注⽂とは、損失を⼩さく抑えるための機能です。
あえて不利な注⽂を出すことでリスク管理に⼀歩近づきます。
そしてIFD注⽂、OCO注⽂は2注⽂を⼀度におこなう機能です。
両者の違いは、
- IFD注⽂:新規に1注文・決済に1注文の合計2注文
- OCO注⽂:新規に2注文、もしくは決済2注⽂
となります。
さらにIFO注⽂はIFD+OCO=IFOを意味し、3注文を一度におこないます。
例えば現在100.50円の場合、
- 新規:100.00円の買い指値注文
- 決済1:102.00円の売り指値注⽂
- 決済2:99.00円の売り逆指値注⽂
のように割安での新規予約・利益を狙った決済予約・損失は限定ための決済予約と、3つまとめた注文ができます。
トレール注文
それでは応⽤編のトレール注⽂を見ていきましょう。
結論から言うと、
- YJFX!
- SBIFXトレード
- ヒロセ通商
が有名で、逆指値の⾃動変更をしてくれます。
例えば、
- 上昇トレンド
- 新規の成⾏注⽂
の場合、下降トレンドに転換するまで保有し続けたいと思いますよね?
その際、トレール幅を指定しておくことで、変動幅の圧⼒に合わせて調整が自動的に行われます。
図にするとコチラ。
【値幅1 円でのトレール注⽂を出した場合】
参考:FXビギナーズ
トレール注文に必要なスキル
トレール幅では価格が上昇するにつれて逆指値水準が切り上がりますが、逆に切り下がることはありません。
つまり現在値にかかわらず、常に指定したトレール幅の決済注文が⼊っていることになります。
またトレール注文のメリットは、通常の逆指値よりもトレンドに即した注文ができることです。
つまりテクニカル分析を重視するさいに重宝します。
とくに流動性の⾼い、
- ドル円
- ユーロ円
- ユーロドル
では初⼼者でもテクニカル分析を活かしたトレードで利益を狙うことができます。
つまりトレール注文が強みとなるのです。
またファンダメンタルズ分析と合わせると、特定の通貨ペアに資⾦を集中させることができます。
例えば2018年5⽉現在、トレール注⽂に最も適している通貨ペアはユーロドルです。
なぜなら
- ⽶国(ドル):⾦利政策の値上げ
- 欧州(ユーロ):EU離脱に関する国⺠投票
と注⽬度が⾼いニュースが⻑期に渡って続いているからです。
まとめ
各社が提供している商品の詳細は今回しませんでしたが、いずれも本記事が基本になっています。
- 本業があるので売買タイミングを逃す恐れがある
- チャートを⾒ていると事前に決めた売買ルールを変更したくなる
と⾔った、トレードで発⽣する悩みを解決してくれます。
またこちらでは、売買シグナルについての解説をしています。
ぜひ合わせてご覧ください。